マンション投資 メリット
不動産投資を始めようと調べ始めると「アパート」、「マンション」、「戸建て」から「駐車場」等いろいろなアセットタイプがあり、どの種類の投資物件に投資すればよいのか迷ってしまいます。
自己資金がどのくらいあるのか？等の要素によって投資する規模感も変わってきますが、今回は不労所得という点に着目して、「不動産投資の最大のメリットである「手間がかからない」に着目して解説したいと思います。
区分のマンション投資は不労所得の王様です。
不動産投資は不労所得といわれますが、本当に何もしなくてもいいのでしょうか？
もちろん他の投資よりは手間はかかりませんで、全く何もしないで収入を得ることは出来ません。どの様な種類の不動産に投資をしても手間はかかりますが、アセットタイプ（不動産の種類）によってその手間は大きく変わります。
不動産投資を行う中でオーナー（投資家）がやるべきことは、主に４点です。
- 賃料の収受
- 建物など施設の日常的管理
- 建物の施設の修繕、補修
- 不測の事態への対応
この手間が、区分のマンション投資だと他のアセットタイプ（不動産投資）に比べて格段にかかりません。
これこそがマンション投資のメリットです。詳しく見ていきましょう。 
賃料の収受は投資物件の戸数によって、やり方を変えましょう。
賃料の収受とは、毎月お家賃の入金があるか確認する作業です。
昔の様に現金で賃料を受け取る場合は、人との面会があり面倒がかかりますが、振り込みが主流の現在は入金があったか通帳又はネットの画面での確認作業だけです。保有する投資物件の個数が１戸から１５戸程度であれば自分で確認すれば済みます。
後にだんだん戸数が増えていき保有戸数が多くなって、家賃の入金確認に時間がかかってしまう程に投資規模が拡大できれば、投資にも規模感が出てきていますので、賃料管理は外部委託する事が出来ます。しかしながらまだ投資規模がそれ程大きくない段階では、つまり自分で管理できる範囲であれば外部委託するのはコストがかかり、投資効率の利回りが少し減ってしまうのでお勧めしません。
戸数が少なければ自分で通帳を確認するだけ、ネットバンクならログインして入出金履歴をパソコンで見るだけです。戸数が多くなれば外部委託するので手間もかかりません。
〇マンション投資など住宅系物件への投資 ⇒振込を確認するだけで簡単
駐車場投資などは収益を自分で管理するとなると、その場所の精算機に出向いて集金をしなければならないなどの手間があります。住宅等のマンション投資では入金を確認するだけで済みますので、この作業に費やす時間が少なくて済むメリットがあります。
区分のマンション投資は、管理の手間はかかりません。
1棟ビル（アパートやマンション等）投資と区分マンション投資を比較しますと、大きな違いは建物1棟を所有する点で、部屋の中も共用部である廊下も駐車場も全てを管理する必要がある点です。建物１棟の内の一部屋を所有する区分マンションと違って、お部屋の中以外に共用部があるので、色々な部分を管理しなければなりません。共用部で管理が必要なのは部分は下記の様な場所があります。
- エントランス、廊下の清掃
- 廊下などの電気が切れていないか
- エレベーターの点検
- 自動ドアの点検
- 給水、配水管の点検
- 植栽の管理
- 鉄の部分の塗装のメンテナンス 等・・
挙げればきりがないほどです。
これらを外部委託して行ってもらうには、それをする人工が必要です。人一人が清掃などを行う場合にかかる金額は「一日いくら」で決まっていますので、小規模で半日くらいで清掃が終わるような物件でも1日分のフィを取らてしまいます。
小規模な物件だと非常に効率悪く、経費倒れになる為、自分で管理をすることになります。これは大変なデメリットです。
区分マンションはマンション1棟のうちの一部屋を所有しますので、その1棟の建物には建物全体を管理する管理組合があり、建物全体の管理は資格を持った管理会社が行っています。
その管理費用はその建物の区分所有者で分担して負担しますのでそれほど高額になりません。そして面倒な共用部の管理は全て管理組合の委託した管理会社が行ってくれるのです。
これによって、廊下の電気が切れても、植栽が伸びても私たちは何もしなくていいのです。
つまりお部屋の中だけに注意をしていればいいのですが、一度貸し出してしまえば、お部屋の中でも管理しなければならないことはほぼありません。
✖１棟の建物（アパートやマンション）投資 ⇒共用部の管理等の費用は全て自己負担
〇区分マンション投資 ⇒建物全体は管理組合が管理、部屋の中のみ管理すればよいがほとんど手間がかからない。
建物修繕の心配もない！
「区分」マンション投資の大きなメリット！
建物全体の修繕、補修も区分マンションでは心配ありません。こちらもマンション全体で管理会社が作成した修繕計画によって適切に修繕されます。費用負担は区分所有者で少しづつ「修繕積立金」という形で行うので、１棟マンション投資で全額自分で負担する事はありません。
そして緊急の補修も管理会社が対応してくれます。
実際私は自分が所有するマンションでおきた補修の内容や時期さえ知りませんが、賃借人からクレーム等もラット事もありません。
1棟で所有しいたらどうでしょうか？自分で管理している場合は、何かあればまずは現地を確認し、状況を把握、そして補修会社を探して見積もりをとる、金額が高ければ別の会社をさがして補修、その後も確認作業を行わなければなりません。
そして区分マンションの様に区分所有者で分担して毎月支払う修繕積立金から補修費を支払うのではなく、自分一人でその補修費を一括で支払わなければならないので、区分マンションの場合より負担が高額になります。
修繕費用も区分所有者皆で分担して負担するので、安くすみ、現場を確認することもなく、管理会社が補修までやってくれる為、安心且つ楽というメリットが区分マンション投資にはあります。
〇区分マンション投資 ⇒修繕は区分所有者で分担負担、管理会社に任せればよい。
安心も大きなメリット！不測の事態も安心の区分マンション投資
マンションの敷地に無法者に大量のごみが捨てられる等の不測の事態を考えてください。
区分マンション投資なら管理会社が来てすぐに片づけてくれます。又その処分費も管理会社の組織力から原価が安く、それをマンション全体の修繕費や管理費からまかなうので、所有者個人の負担は少ないです。
1棟を所有している場合は大変です。
すぐに現地を見に行って、自分で掃除をするか、自分でできなければ清掃会社に依頼をしなければなりません。
犯人が特定できれば損害賠償の請求もできますが、その手続きも1棟所有の場合は自分で行わなければなりません。
区分マンションであれば管理会社が行ってくれます。
つまり不測のトラブルがあっても自分で何かをしなければならないという事は区分マンションにはないのです。
この安心もマンション投資のメリットです。
〇区分マンション投資 ⇒トラブルは管理会社が解決してくれる
不労にこだわれば、マンション投資はメリットが多い
不動産投資は不労取得とよく言われます。この「不労」つまり手間がかからない点にこだわればマンション投資は非常にメリットがあります。
副業で不動産投資、サラリーマンで仕事に影響が出ない程度の不動産投資を考えている方には最適のアセットタイプといえます。
区分で所有するつまり1棟を大人数で所有し管理や修繕などの手間がかからないメリットを享受しつつ、自分が所有するそのうちの1室は自分の自由に改装や処分できるマンション投資のメリットを是非「不労」にこだわる方に体験して欲しいです。
