リスクを最小にするマンション投資!徹底解説します。

アパート投資、1棟ビル投資等の様々な不動産投資の中でリスクが最も低いのはマンション投資です。

一般的に不動産投資には以下の様なリスクがあると言われています。

  • 家賃滞納リスク
  • 空室リスク
  • ローンの金利変動リスク
  • 建物や設備の劣化リスク
  • 天災地変のリスク
  • 賃借人の属性のリスク
  • 流動性・換金性のリスク

これら不動産投資のリスクに対してマンション投資特有のリスク耐性をその他の投資と比較して見ていきます。

①「家賃滞納リスク」は不動産投資においてはもうありません。

家賃滞納リスクはマンション投資というより、不動産投資においてやるべきことをきっちり行っていればもはや起こりえないリスクと言えます。

やるべき事とは賃貸する時に又は既に賃借人のいる物件でも購入時に、賃借人に「賃貸保証会社」に加入してもらう事です。代表的な保証会社のリンクは全保連などです。

更に保証の内容も家賃の滞納にとどまらず下記の様に広範囲にわたりますので賃借人の金銭の未払いによるリスクはほぼゼロに出来ます。

  • 家賃の滞納
  • 更新料の未払い
  • 退去時清算金未払い
  • 明け渡し遅延時の損害金未払い
  • 失踪時などの退去手続き費用
  • 残置物撤去費用

但し、2020年の民法改正で、連帯保証の極度額を定めなければならいとされ、極度額は賃料の24か月分が一般的なようです。賃貸借契約が2年更新ですのでこの24か月位が妥当と考えられているようで私も十分だと思います。詳細に説明した記事がありますので是非ご覧ください。

不動産投資のリスクを劇的にヘッジする家賃保証について!

 

保証会社を利用せず、親御さん等を連帯保証人にした場合は、資金が無くて賃料などを回収できなかったり、取り立てが面倒だったりしますのでこれはリスクになります。

人間の連帯保証人ではなく必ず「保証会社」に保証してもらうようにしてください。これでほぼノーリスクに出来ます。

②空室リスクは物件取得時にヘッジしてください。

空室リスクについては物件を購入した後にリスクと認識しても軽減できないリスクですが、その他の投資よりは回避可能です。

利回りが良いからと言って駅から15分で賃貸のニーズの少ない場所に物件を購入したらそこから盛り返すのは大変です。

しかしながらマンション投資の場合は1室ごと購入するので、例えば6室のアパート投資よりはリスクが低いと言えます。賃貸ニーズの低い立地で6室を埋めるのはとてつもなく大変ですが、1室なら借主を一人見つければいいのでリスク回避するチャンスは多いと言えます。

リスク回避のチャンスは多いとしても、立地は物件購入後は変えられませんから、物件購入時に賃貸需要をきっちり見極めて購入するようにしてください。

空室リスクに関する記事もありますので是非ご覧ください。

マンション投資!成功のコツ!借主の特徴を知れば空室リスクが減る

③金利の上昇リスク!マンション投資は少額なので何とか出来る。

金利上昇は月々のローン支払額が上昇します。投資家としてはなるべく賃料から支出を支払った後の手残りを多くしたいですし、支払いが大きくなって赤字になってしまうリスクは回避したいところです。

マンション投資は投資の金額が1000万円以下のものもありその他の不動産投資に比べて少額で始めることが出来ます。従って金利上昇に伴う支払額の上昇も大きくなりすぎません。

例えば

・1000万円の借り入れで1%金利が上がると年間10万円上昇
・1億円の借入ですと1%金利ががると年間100万円の上昇


になります10万円なら給料収入から何とか耐えられると感じると思います。

金利上昇は少額のマンション投資では大きなリスクになりにくいと言えます。

④建物などの劣化リスクにも強いマンション投資

国が定めた会計上の建物耐用年数は木造で22年(アパート)、鉄筋コンクリートで47年(マンション)からもわかる様に、マンションの建物の耐用年数は圧倒的に他の投資対象に比べて長いのです。

この耐用年数の長さから不動産投資ローンも長く借りやすくメリットも非常に多いのです。

劣化リスクに強い点もマンション投資のメリットと言えます。

⑤鉄筋コンクリートのマンションは地震にも強い

地震などのリスクに最も強い構造の建物は鉄筋コンクリートです。前述した通りマンションは木造のアパートなどに比べて圧倒的に強固な建物なので地震にも当然強い事になります。

不動産投資対象の中で最も強い構造体という点で地震の倒壊リスクは低いと言えます。

洪水等の水害に関しては役所にある洪水ハザードマップなどを閲覧して購入前にリスクヘッジが可能です。

強い構造物というだけでヘッジできない水害などのリスクは事前に把握してリスクをかぶらないようにしてください。

⑥変な又は凶暴な賃借人が入居しない為、信頼できる仲介会社を選ぶ

賃借人に凶暴な人が入居して周りの人に迷惑をかけたり、部屋を汚されるリスクについては、信頼できる仲介会社を通じて賃借する事でリスクヘッジできます。

大手の賃貸仲介会社は問題のある賃借人を入居させてしまうとオーナー様との信頼が壊れてしまいます。信頼のある賃貸仲介会社はこの点を非常に大きくとらえています。

私の物件は付き合いの長い地元の不動産会社やエイブルなどの大手の仲介会社に賃借人を入居させてもらっています。

仲介会社は実際に賃借人候補と面談をしてその印象も大事にしながら入居の判断をしてくれます。
合わせて賃貸保証会社に保証を依頼すれば保証会社も調査して保証可能な人間かを判断してくれます。

この様なダブルチェックで賃借人の属税リスクも回避していきましょう。

⑦流動性・換金性は不動産投資の中で最もしやすいマンション投資

アパート投資などは安くても5000万円位のクラスですが、マンション投資は不動産投資の中では少額(1000万円以下)で出来ます。

よって売却して現金化するのも金額が少額なので他の種類の不動産よりはしやすいのです。もちろん即時に売買できるマーケットを持つ株式などに比べれば流動性・換金性は低いですが、そのなかでもマンション投資は売却しやすい不動産投資言えます。

マンション投資はリスクの回避の観点から見ても優良な投資です。

先に挙げた不動産投資の7つのリスク。

  1. 家賃滞納リスク
  2. 空室リスク
  3. ローンの金利変動リスク
  4. 建物や設備の劣化リスク
  5. 天災地変のリスク
  6. 賃借人の属性のリスク
  7. 流動性・換金性のリスク

これらは不動産投資の基本を守れば回避出来るモノもありますが、マンション投資ならではのリスクの低い特徴もあり、不動産投資の中では最もリスクの低い投資言えます。

リスクに備えやるべきことはきっちり行ってリスクをコントロールしてマンション投資に成功してください。

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