マンションを売る時は初動が大事!入り口はネット査定サイト!

マンションを売るまでのステップには①査定・相談⇒②媒介契約⇒③販売活動⇒④価格交渉⇒⑤契約⇒⑥引き渡しと進んでいきますが、最も重要なのは①査定・相談②媒介契約の2つの初動です。

査定相談ですが、マンションを売る時のお客様の最初の行動は近年大分変化をしてきております。以前は店舗にいるとお客様がマンションを売る相談に来てくれました。それが徐々に変化して、今はネット査定が主流になりつつあります。

なぜ、マンションを売る入り口が訪問相談からネット査定へ移行したのでしょうか?そして媒介契約の重要性の2つについて見ていきましょう。

ネット査定のメリットは非対面で手軽に相談できる事。

マンションを売る時にネット査定をするメリットには以下の様な点があります。

  • 自由な時間に手軽に相談できる。
  • よってアポイントを取る必要もない。
  • 非対面で相談できるので相談のハードルが低い
  • 担当者のスキルを依頼する前に知ることが出来る。

順に見ていきましょう。

自由な時間にマンションを売る相談が出来る。

ネット査定はパソコンやスマホからマンションを売る相談が出来ます。電車の中や会社での休憩時間に査定が出来ます。

査定はマンションを売る最初のステップですが、まだ売却活動を依頼するわけではありません。

マンションを売る相談をしてみて、自分にメリットがあれば売却へ進めばよいので、この段階で手間をかける必要もありません。

よってネット査定は非常に便利なツールと言えます。そしてネット査定からの回答をみれば、会わなくてもある程度担当者のやる気や能力も知ることが出来るので、この点も大きなメリットと言えます。

非対面で出来るので気を使わないで相談できる。

不動産業者と対面して、或いは電話で会話をしながらマンションを売る相談をするのよりも、ネットで入力して相談する方が、相談する方の気持ちのハードルがかなり低いと思います。更に連絡方法をメールとしておけば、査定した不動産会社の方と会話をせずにマンションを売る相談が出来てしまいます。

会う前に担当者のスキルを見きわめる事が出来る。

ネット査定で査定を依頼するとマンション査定書が届きます。この査定書には様々な事が書かれています。査定書で最も気になるところは金額だと思いますが、この段階では金額よりも内容をみて担当者のスキルを見きわめましょう。

査定金額を高くして相談者の興味を引こうとする方は残念ながら今も非常に多いです。

この様な担当者はお客様目線に立っておらず、自分が担当者になる事を最優先にしております。マンションを売却させてもらう「媒介契約」をもらうだけで会社からの評価があがったりする会社もありますので、注意が必要です。

まず見るべきは「査定金額の根拠」です。根拠をみれば、査定額を算出する為にどれほどのデータにあたり、調査をしたかが分かります。この部分で「しっかりした不動産会社」と「いい加減な不動産会社」を見分けることが出来ます。そしてしっかりとした根拠のある査定書を提出した不動産会社と会ってマンションを売る具体的な相談をすればよいのです。

ネット査定は会う前に、しっかりした業者か否かをある程度見きわめられるのは大きなメリットです。

しつこい電話営業への対応もしやすいネット査定。

ネット査定でマンションを売る相談をすると、電話がかかってきます。これは査定する不動産会社も商売で査定サービスを行っているので、ある程度許容しなければなりません。無償でただの親切でマンションの価格を算出してマンションを売る相談をしてくれる会社は存在しませんし、仮にあってもそんな会社信用も出来ません。よってある程度の電話対応は必要ですが、皆さん悪い気持ちではなく、「マンションを売るお手伝いをする」という気持ちで電話をしているのでその点は分かっておいてください。

しかしながら、しくこく何回もかけられたりするのは困ります。ネット査定は、訪問して相談するよりも、手間や時間かけておらず、まだ本気度は低い状態や、具体性が低い段階で相談していると思います。よって営業電話については正直に事情を話して具体的になるまで待ってもらいましょう。それでもしつこく電話をかけてくる様な場合の、断り文句を何個か紹介します。

  • 別の会社に専任で任せる事にした。
  • 売る事自体をやめた
  • 売却する相手が決まった

この3つの断り文句を覚えておけば、しつこく連絡が来ることはないでしょう。

どの業者と媒介契約を結ぶのかで決まる売却の成功!

査定が終わり、ある程度担当者のスキルを見きわめたら、実際に会ってマンションを売る事を任せる会社を選定していきます。

会う会社は、査定書をみて査定金額の根拠がしっかりして、幅広い知識から色々な不安に対しての相談が出来そうな会社です。

2社くらいに会って良さそうな不動産会社に任せると良いでしょう。

媒介契約には3種類ありそれぞれ特徴があります。こちらについて詳しく記載したページがありますので是非参照してください。
専任媒介契約は本当におすすめ?仲介手数料や契約期間とその他注意点

物件の状況によって買取がおススメ

マンションを売る時まずは自分のマンションの状況を見て下さい。もし、経年劣化や設備が古かったりする場合は、そのまま売却するのは困難なので買取がおススメです。買取はそのままでは売却が厳しい物件を「計算上の残存価値」で購入してくれます。買取ではない個人への売却は、「買う」か「買わないか」の2択なので残存価値というあいまいな金額で購入してくれる事はありません。

初動を間違えなければマンションを売る事の成功率はとても高まります。その後の注意点などは別記事で説明しているので、こちらも参照してください。

不動産売却の満足を上げるには?流れを知ってある準備をする事です!

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