不動産投資ローンの金利は何パーセント?相場はどの位?

不動産投資ローンの金利相場を調べると、「不動産投資ローン 金利〇%」とダイレクトに記載のあるホームページは意外と少ないものです。

よってどこの銀行がお得なのかもネットサーフィンをしただけでは分かりません。

借入金利が分からないと不動産投資による手残り現金がどの位になるかという点から物件の検討も出来ないので不便かと思います。

今回は不動産投資ローンの金利相場がある程度把握できるように記事を記載します。

メガバンクの不動産投資ローンの金利はなぜ分かりにくいのか!

メガバンクの不動産投資ローンのサイトへ行くと例えばみずほ銀行ですと「新規お借入時の金利は短期プライムレート連動長期貸出金利の当行最優遇金利(期間3年超)の変更日から2週間後に見直しさせていただきます。」と記載があります。

これでは何パーセントで借入できるのか分かりませんし、「短期プライムレート」って何のこと?となります。

短期プライムレートとは「短期=1年以内」の「プライム=銀行にとってプレミアムなお客様(超優良企業)」に「レート=貸し出す金利」つまり、銀行が超優良企業に1年以内の期間で貸し出すときの金利です。

プライムレートは経済状況良し悪しを表しているので銀行などの貸出し金利はこれに連動し、独自に優遇金利などを設定して決まっていきます。

メガバンクでは概ね貸出金利は1%程度といわれています。

メガバンク以外の金利の相場は概ね3%位が目安。

メガバンク以外ですと金利を〇パーセントと示している金融機関が何個かあります。リンクをご紹介します。

これらの金融機関のホームページに記載の金利は条件は様々ですが、概ね下記の様な表になります。

低い金利を記載していますが「~10%」や「実質金利15%以下」等の表現もありますのであくまで目安としてください。金利の相場としては概ね3%位の様です。

金融機関金利
三井住友信託銀行3.1%
静岡銀行2.8%
東京スター銀行3.75%
あすか信金2.5%
ウリ信用組合2.0%
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス3.3%
クレディセゾン3.05%
新生インベストメント&ファイナンス2.8%
参考金利

不動産投資ローンの金利相場以外の注意点。

不動産投資ローンでは金利の相場だけでなく以下の2点に注意してください。

  • 借入手数料
  • 借入期間

借入手数料は金融機関から借り入れる時に一度だけ支払うフィです。

意外と大きい借入手数料。事前に必ずチェック!

借入時にかかる手数料も金融機関によってバラバラです。

特に借入金に料率をかけて算出する場合は金額が大きくなるので注意してください。

金融機関金利
三井住友信託銀行77,000円
静岡銀行110,000円
東京スター銀行借入金の1.1%
あすか信金借入金の1%
ウリ信用組合記載なし
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス借入金の1.65%
最低11万円
クレディセゾン借入金の2.5%
最低25万円
新生インベストメント&ファイナンス借入金の2.0%
最低11万円

クレディセゾンは融資時掛かる費用が大きく、この点では三井住友信託銀行が安くていいようです。

借入期間の長短で月々の返済額が大きく変わります。

月々の返済額は金利よりも借入期間によるところが大きいです。この点きっちり頭に入れて資金計画を立てる事が重要です。

1000万円借りた場合、借入期間で返済額みると(金利3%)

借入期間月々返済額
10年96,000円
20年55,000円

10年の借入期間の差で月々の支払いが41,000円の差が出ます。

すごいインパクトですので、借入金融機関を決める時は注意してください。

不動産投資ローンは金利相場を確認して借入期間による返済額を確認しましょう。

不動産投資を行う際、資金計画が非常に重要です。

これに大きな影響を与える金利と借入期間。この2つから導き出される月々の返済額を意識してください。

金利が安くても借入期間が短いと条件の良いかりれとは言えません。

金利を相場位、借入期間はなるべく長い借入が月々の返済計画が立てやすいローンといえます。

金利の相場を理解して、無理のないローンを使って不動産投資に成功して欲しいと思います。

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