- 1 リノベーションには2つあり、それぞれメリットがある
- 2 自分でリノベーションする!これは一つの事業です。
- 3 リノベ前提のマンション選び。見た目にまどわされない事が大事です。
- 4 間取りの可否判断にスピード感を持つためにリノベ会社と物件を探すと効率的
- 5 物件探しは不動産仲介会社へ。豊富な物件があるので良い物件を見つけやすいです。
- 6 住まいに求める要素をきっちり決めてから物件を内覧しましょう
- 7 至福の時間。間取り決め、色決め、仕様決め!楽しくてしょうがない。
- 8 リノベーション完了。いよいよお引越しです。
- 9 この様に段階を正しく踏んで完成したお住まいですので、満足感はマックスです。
- 10 業者のリノベーション物件を買う選択肢
- 11 どちらにするかは自分次第です。
リノベーションには2つあり、それぞれメリットがある
リノベーションマンション」と聞くと室内の全てを変更して新築同様になっているマンションというイメージがあると思います。このリノベーションマンションには自ら行うリノベーションとリノベーション済みの不動産会社が販売するお部屋の2種類があります。自らリノベーションする場合は、間取り、色、設備のグレード感が等を全て自分で選べてまさにセルフカスタマイズができるメリットがあります。
業者販売のリノベーションマンションはプロが考えた使いやすい間取り、デザイナーが考えた色で作りこまれているので、よく考えられた物件が多いというメリットがあります。
一体どちらが自分にあった住まいとなるのでしょう?
自分でリノベーションする!これは一つの事業です。
自分でリノベーションする場合の手順を見ていきましょう。
物件探しから物件購入手続き、リノベーションのプラン決めまですべて意思決定者として、つまり会社で言えば社長の役割で自分のお部屋をプロデュースしていきます。
様々な専門家と打ち合わせを重ね、資金を投入して完成させるまさに一つの事業の様に進んでいきます。
リノベ前提のマンション選び。見た目にまどわされない事が大事です。
リノベーション前提のマンション選びは、最初から部屋に入った瞬間は「かっかり」する事を分かってから物件を見ていく必要があります。
リノベーションが必要なマンションはボロボロだ。
リノベーションが必要ない、つまり現在の状態で十分快適に住めるマンションは、そのままお客様に売却できます。つまりそのまま住めるマンションは、それなりの価格で販売されています。
逆に何か手を入れなければ住めないマンションは、その分安く販売されています。
そのまま住めるマンションを購入して、リノベーションするとコストがかかりすぎるという事です。
住むためにリノベーションが必要な価格のこなれたマンションを購入してリノベーションすることが最も効率的といえます。
だから、リノベーション前提で購入するマンションはボロボロです。
お部屋を内覧してもいいお部屋だ等印象は持てません。この汚いお部屋が本当に住めるようになるのか、この程度の心持で物件を探してください。
間取りの可否判断にスピード感を持つためにリノベ会社と物件を探すと効率的
リノベーションして自分好みの間取りにするお部屋を探すのですから、検討する物件にそれができるかが一番重要です。
マンションにはコンクリート躯体で壊せない壁、水回りの排水勾配等の関係で出来る間取りに制約があります。
この事は専門業者でないと判断が難しいため、専門業者と一緒に見に行くことをお勧めします。この方法ですと間取りの可否判断が早まり、良い物件を他の方にとられるリスクを減らすスピード感とも増します。
信頼できるリノベーション会社やアドバイザーを先に見つけてから、物件を探し出すとよいでしょう。
物件探しは不動産仲介会社へ。豊富な物件があるので良い物件を見つけやすいです。
マンション探しは豊富な物件情報を持っている不動産仲介会社任せるとよいでしょう。リノベーションも含めた資金、ローンの相談に乗ってくれる会社が多いので、資金面の見通しも立てやすいメリットがあります。
住まいに求める要素をきっちり決めてから物件を内覧しましょう
住まいに求める要素は人それぞれです。例えば家族構成がお子様一人の場合(2LDKで十分)と、男女のお子様二人の場合(2LDKだと男女の子供が同じ部屋になるので最低3LDKは欲しい)で求める部屋数が変わります。荷物が多い方はとにかく収納を多くしたいでしょう。家で仕事をする方が居住スペースの他に仕事スペースが欲しいでしょう。
この様にそれぞれのニーズにこたえる間取りが作れるのが自分でリノベーションすることのメリットですが、ニーズがきっちり定まってない状態で物件を見ても永遠に決まりません。
一度きっちり時間をとって家族会議を開いて「家に求めるもの」をきっちり決めておきましょう。こうすることで適した物件に巡り合う可能性も上がり、リノベーション完了後の満足度も高くなります。
お部屋が決まってしまえば、ここからは楽しい仕事が待っています。
至福の時間。間取り決め、色決め、仕様決め!楽しくてしょうがない。
物件が決まると、ここからはリノベーションで一番楽しい、色決めや間取り決めです。
リクシルのショウルームなどへ足を運んで、最新の機能を体験し、欲しい機能があればつけてみたりするのも楽しい作業です。
間取り変更や設備選択はリノベーションを行ったことのない方でも自分の頭の中の知識ででできますが、色決めは注意が必要です。
色を決める際に見るサンプルはとても小さいピースです。この小さいピースで見るとよく見えるものも壁に貼って大きな面で見ると全く違った印象になる事もあります。
のも壁に貼って大きな面で見ると全く違った印象になる事もあります。
リフォームのイメージが分からない!役立つカラーコーディネイト集
なるべく大きな面で撮影した写真、実際に見に行ける例があれば足を運んで大きな面で色をみて色決めした方が間違いがないです。これら作業は夢のある作業なのでとても楽しです。リノベーションをお考えのかたはこの時を楽しみにしていてください。
リノベーション完了。いよいよお引越しです。
リノベーションが完了したら、引き渡しを受けます。
リノベーション完了後はすべてが新品の製品を使用していますので、考えられる不具合は初期不良か欠陥商品しかありません。ドアの開閉、設備を稼働させての正常に動くか?等のチェックと壁紙、床の施工に問題ないなどのチェックをしてください。設備が正常の動かなければ欠陥商品なので交換を、その他初期不良、施工不良を直してもらって正式に引き渡しを受けます。そうすればいよいよお引越しです。
この様に段階を正しく踏んで完成したお住まいですので、満足感はマックスです。
お引越しが終わるとこのリノベーションマンションという一つの事業は完了です。
業者のリノベーション物件を買う選択肢
これとは別に、すでに完成しているリノベーション物件を購入する選択肢もあります。プロが間取りを設計して、設備や色を選んでいますので、多くの方に受け入れやすい仕上げになっているはずです。
この様な完成物件は実際の完成を見てから購入出来るメリットがある反面、自分カスタマイズは出来ません。
しかしながらプロが作ってますのでそれなりに良いものに仕上がっていることは間違いありません。
どちらにするかは自分次第です。
自分でリノベーションするか、リノベ完成物件を買うかは自分次第です。間取りにや色に強いこだわりのある方は自分でリフォームを、完成品を見て判断したい人は業者リノベ物件を、そしてそれぞれメリット、デメリットがあります。自分のこだわりポイントをよく確認してよりよい住まいづくりをしてください。